サーマルビジョンをピストルに載せちゃう!
超小型のサーマルサイト登場!?
100年以上前に開発されながらも、基本構造をほとんど変更されずいまだに世界中で現役モデルとして活躍するオートマチックピストル「M1911(コルト・ガバメント)」。現代のピストル・ハンドガンでは当たり前となったショートリコイルシステムを採用した元祖でもあり、コルト社の特許が失効となった今ではあらゆるメーカーが1911の設計をそのまま用いたカスタムガンを発売している。
そんなカスタム1911を専門に開発・販売をしているガンメーカー「Fusion Firearms(フュージョン・ファイヤーアームズ)」が、1911ピストルに搭載するサーマルビジョンサイト(暗視装置)を自身のYoutubeチャンネル及びGUN STREAMERチャンネルで発表した。
Fusion Firearmsはまだ多くの情報を発表してはおらず、動画でサーマルサイトのなんとなくの外観やサーマルの見え方がわかる程度ではあるが、上部には電源スイッチらしきものが、サイドには光度調整用なのかロータリー式のツマミのようなものが見える。
またサーマルサイトは、マウントリングを用いて1911ピストルに設置されたマウントベースのピカティニーレールに取り付けられており汎用性は高そうである。1911用を謳ってはいるが、Fusion Firearmsはライフル用やショットガン用のサイトなども製造しているため、マントベースさえあれば他のハンドガンやライフルなどでも転用可能とみられる。
オートマチックピストルではもはや古参とも言える歴史の長い1911モデルと、先進的な取り組みである小型サーマルビジョンという新旧2つの組み合わせが、今後のガン市場に新しい風を吹かせてくれるのだろうか?